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2011年 展覧会ベスト10

2011年も今日で終わり。
東日本大震災があった年として、一生記憶に残るわけですが、すでに東京での生活では、本当にあの震災があったのかもわからないほど、以前の通りに戻っていて、これでいいのかと思ってしまいます。
自分の中では、形あるものや都市生活の崩壊への恐れと焦りを感じて、展覧会や芝居に精力的に出かけるようになった年となりました。

さて、RSSリーダーでチェックしている美術ブロガーの皆さんの真似をして、私も2011年の展覧会ベスト10を出してみました。

(1)トゥールーズロートレック展 三菱一号館美術館
(2)五百羅漢展 江戸東京博物館
(3)写楽 東京国立博物館平成館
(4)ワシントンナショナルギャラリー展 国立新美術館
(5)ボストン美術館浮世絵名品展2 山種美術館
(6)佐藤忠良展 世田谷美術館
(7)野見山暁治展 ブリヂストン美術館
(8)ヘンリー・ダーガー展 ラフォーレミュージアム原宿
(9)植田正治写真展 埼玉県立近代美術館
(10)「日本画」の前衛 東京国立近代美術館

こんな感じでしょうか。89の展覧会からのセレクトです。
ロートレックは館のたたずまいも含めて、すばらしい時間が過ごせました。五百羅漢展、写楽展はコンプリート展示の圧倒的迫力がありました。佐藤忠良は展覧会後まもなく亡くなられてしまいました。合掌。
来年も良い展覧会に多く足を運びたいです。