アール・ブリュット・ジャポネ展

祝日、会社に行って仕事をしてたんだけど、前日の飲みすぎ・食べすぎがたたってどうにも乗り切れず、仕事は切り上げ、電車で北浦和の埼玉県立近代美術館へ。

ここと府中市美術館っていいライバル関係じゃないでしょうか。
公園の中にある公立の美術館で、広くてゆっくり過ごせます。ちょっとひねりの入ったテーマを取り上げてくれて、充実した常設展示もあって、郊外では、北の埼玉、西の府中って感じでしょうか。
千葉市美術館もロケーションが違ってたら仲間に入れたいですけど。

「アール･ブリュット・ジャポネ展」を鑑賞。
日本の作家63人の作品が展示されていて圧巻。半分位は知っている人だったけど、はじめて見てインパクトがあったのがスズキ万里絵さんのセクシャルな絵と石野敬祐さんの紙の立体作品。

その後、講堂にてキュレーターズ・トークということで館長と他館の学芸員さんの4人のお話。
浦和までアール･ブリュットの話を聴きに来る人なんて２、３０人だろうとタカをくくっていたら大入り満員で補助席も出て後ろまでびっしり。
自分の趣味なんてしょせん凡庸なものなんだと認識。流行、ということなんでしょうか。
3人の学芸員さんが順番に発表するパートはちょっと淡白でしたが、質疑応答になりやっとヒートアップしてきて予定を1時間過ぎて終了。
こういうイベントに参加するのも面白いですね。