東京クリッピングprivate2

昔のブログ。はてなダイアリーから移行。Twitterからの連携のみでの更新。

ジェーン・バーキン@国際フォーラム

震災直後の緊急来日公演のときは抽選に外れて行けなかったジェーン・バーキン。今回のコンサートはしっかり優先予約でチケットを入手しましたが、当日券も出ていて完売ではなかったようですね。
去年行ったシャルロット・ゲーンスブールはやたら広いホールAでしたが、ジェーンは適正サイズのホールC。きちんとステージが見える良い席でした。

北米ツアーの前の、一度だけの日本公演。
セルジュがジェーンに書いた曲を歌うという企画。
客入れの音楽はなし。今時珍しく開演が30分以上遅れました。
バンドはピアノ、バイオリン、ホーン、ドラムの日本人4人。変わった構成ですね。曲ごとに多彩なアレンジで飽きさせません。

一番のサプライズは「コミック・ストリップ」の時に客席後方から掛け合いのコーラスを入れる女性シンガーが登場してきて、スペシャル・ゲストかと思ったらバイオリンの金子飛鳥だったこと。歌もうまいのですね。
「コミック・ストリップ」ってブリジッド・バルドーに書いた曲かと思ったけど(映画「ゲーンスブールと女たち」でもバルドーが歌うシーンが印象的でした)、ジェーンも歌ってたんだっけ?

それとどの曲だったか、ジェーンが客席に降りてきて、自分のすぐ横を通ってくれて感激! 顔のシワまでよく見えました。意外とガタイよいのですね。

アンコール最後の曲は、前のほうの人が立ってくれれば、総立ちになっていくという流れだったのに、結局終わってからスタンディング・オベーション

シャルロット経由でジェーンを知って20有余年。すばらしいコンサートで至福の時間を過ごせました。

ただ、「Baby alone in Babylone」の歌いだしでちょっと声がつまってせきをしたのが残念。