東京クリッピングprivate2

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カフェ&ミュージックフェスティバル@調布

飛田給味の素スタジアムで開催された第1回カフェ&ミュージックフェスティバルというのに行ってきました。
地元の手紙舎というカフェが主催して、全国のカフェが出店し、カフェっぽいアーティストの演奏が同時に楽しめるというフェスです。
車で行き、開演12時のところ11時15分頃到着。500台収容の西側駐車場にとめましたがガラガラでした。
でも、スタジアムに入ると、コンコースには人がいっぱいで、人気のカフェにはすでに長い行列。朝食抜きでしたので、栃木のmikumariというお店のグラタンを食べていると演奏スタート。
アリーナに降りてステージ間近で、最後まで6組のすばらしい演奏を堪能いたしました。
以下、簡単な備忘録。


1 naomi&goro
ボサノバの2人組み。ギターのgoroとボーカル(&ギター)のnaomiのアコースティックな演奏。菊地成孔とのアルバムも出ているんですね。
気持ちのよいオープニング。

2 コトリンゴ
夏のワールドハピネスで見て気になっているアーティスト。
入れ替えの音あわせ時に本人達がでてきてやってました(後のアーティストも基本的には同様)。
サウンドチェックが終わっていったん袖のテントに引っ込んで、またすぐ登場して本番。ちょっと笑えました。
本人はピアノ弾きながらのボーカルで、ベース、ドラムのサポート。
天然系の歌声としっかりとした演奏がマッチしています。
夏もやっていた「恋とマシンガン」のカバー、良いですね。

3 tico moon (ゲスト遊佐未森
アイリッシュハープの女性とギターの男性の2人組み。最初は2人で始めて、3曲目からベースの人と遊佐未森が入ってきました。
遊佐未森はハルモニオデオンツアー以来、実に20数年ぶりに生で見ました。トレードマークだった帽子はもうかぶっていないのですね。すっかり大人の女性になっていましたが、歌声は変わらず時間の経過を感じさせません。キーボードを弾きながら歌う曲もありました。

4 アン・サリー
tico moonの2人がそのまま残り、キーボード、トランペットを加えたバックバンド。
ちょっとブルージーな歌声が魅力の女性ボーカリスト。お医者さんなのですね。大人なムードです。

5 高野寛
本人が出てきてセッティングしているのに客席無反応。
このように見えないふりをするというのが、大人の正しい態度なのかもしれませんね。
ワールドハピネスではバンド編成でしたが、この日はパーカッションの人と2人のステージ。ヒット曲もくりだしMCも楽しく盛り上げてくれました。

6 原田知世
5時をまわり、空も暗くなってからの登場。
ギター、ベース、ドラム、キーボードのバンド。ギターはnaomi&goroのgoro氏。
45分ほどの短いセットでしたが、新旧織り交ぜた選曲で楽しいステージ。「時をかける少女」のボサノババージョンも。
もろ同世代の自分としては、アイドルというイメージが強くて、アーティストとしての原田知世をちゃんと聴いてこなかったのですが、ちょっと反省。良いですね。
それにしても愛らしいルックスが変わらないというのがすごいです。黒のワンピースにボーダーのソックスでゆらゆらした踊りに、ぴょこぴょこ飛び跳ねて帰っていく姿、かわい過ぎる。ただ、照明がステージ後方からあたっていて、お顔があんまり見えなかったのが残念。
終了後にスタジアムを背景に記念撮影しているところまで見届けました。


と、非常に充実したライブで大満足。
今後も続けてほしいイベントです。ただ、カフェフェスといいながら、大行列のため結局コーヒーは一杯も飲めずじまい。チェーン店みたいにドボドボ淹れるわけではないから時間がかかるのは仕方がないかもしれないけれど、コーヒーくらいはさくっと飲みたい。
お客さんは一杯入っているようだったけれど、会場が広いためスタンド席はガラガラで、収支的にどうだったのか気になるところ(余計なお世話ですが)。次回はあるのかしらん? 楽しみにしています!